テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に女子シングルスで第1シードとして出場する世界ランク1位の
A・バーティ(オーストラリア)は28日に会見に臨み、第2シードの
大坂なおみが示した同大会での会見拒否について「記者会見も仕事の一部」と自身の意見を口にした。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>錦織 初戦1ポイント速報<<四大大会4勝を誇る大坂は27日にツイッターで全仏オープンの会見を拒否する意向を示した。大坂はその理由として選手たちのメンタル・ヘルスを考慮していないことを挙げていた。
会見で大坂の意向について記者から意見を求められたバーティは「私の考えとしては、記者会見も仕事の一部だと思っている。私たちはプロテニス選手としてどんなことにサインしているかを知っている。なおみがどう感じているかとか、彼女の決断についてコメントすることはできない」とコメント。
続けて「もちろん、時には記者会見は難しいものだけど、それで自分が不快になるものでもない。質問に答えることが困難だったり、みなさんに対して正直になることに問題があったことはないの。私をとても困らせるものではない。自分が言ったり聞いたりしたことや、みなさんからの質問で、夜眠れなくなったりはしない。だから、私はもっと軽く考えるようにしているし、みなさん(記者)との時間もちょっと楽しむようにしている。彼女がどんな経験をしてきたのかなどに私はコメントはできないから、次にみなさんが彼女と話す時に聞くべきだと思う」と意見を語った。
2019年以来2年ぶり2度目の全仏オープン制覇を狙う25歳のバーティは初戦の1回戦で世界ランク70位のB・ペラと顔を合わせる。
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