女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は9日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク41位の
S・クズネツォワが第1シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を2-6,6-4,6-1の逆転で破り、ベスト16進出を果たした。
この試合の第1セット、スイトリナにファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得されたクズネツォワは、ブレークチャンスを握ることができずに先行を許す。
しかし、第2セット以降は強烈なストロークを武器に流れを掴むと、スイトリナから4度のブレークに成功。1時間52分で逆転勝ちをおさめた。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトには16強入りを決めた35歳のクズネツォワのコメントが掲載されている。
「最高の相手と戦えると確信しているから、自分のプレーを楽しんでいきたかった。第1セットではストレスが溜まっていて、リズムを作ることができなくて、ひどい感じだった。私はただ、2本か3本のショットを入れることに集中していた。どうやっていくか、どうやってリスタートするか、それだけを考えていた」
8強入りのかかるクズネツォワは3回戦で世界ランク63位の
B・クレチコバ(チェコ)と対戦する。クレチコバは2回戦で同51位の
J・オスタペンコ(ラトビア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日行われた2回戦では第2シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)、第3シードの
A・サバレンカ、第6シードの
B・ベンチッチ(スイス)、第8シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)、第9シードの
G・ムグルサ(スペイン)、第10シードの
E・メルテンス(ベルギー)らが3回戦へ駒を進めた。
一方、第4シードの
P・クヴィトバ(チェコ)、第5シードの
K・ベルテンス(オランダ)、第11シードの
M・キーズ(アメリカ)、第12シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)は敗れ姿を消している。
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