男子テニスの最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は22日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
D・メドベージェフ(ロシア)(ロシア)が第3シードの
D・ティーム(オーストリア)を4-6, 7-6 (7-2), 6-4の逆転で破り、大会初優勝を果たした。
>>HEAD新作ラジカル”プロトタイプ”の試打会に潜入<<23日に男子プロテニス協会のATPは公式サイトでメドベージェフを特集した。
メドベージェフはATPファイナルズで世界ランキングのトップ3の3人に勝利した初の選手となった。キャリア最大のタイトルを獲得し、1,500ポイントと1,564,000ドル(約1億6,200万円)を手にした。
お祝いのメッセージを多数受け取ったメドベージェフは2時間ほどしか眠れなかったことを明かした。
「ほとんど眠れず、メッセージに返事をした。それは今回のような大きな勝利のあとに起きること。忙しい夜だった。試合のあとコーチと祝福して全てのメディアに応じ、2時間のいい睡眠が取れた。妻と家族、親しいチームに報告をして、優勝カップの写真などを送った」
メドベージェフは今月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)に入る前は、8試合中3試合にしか勝てていなかったが、コーチのジル・セルバラ氏と共にゴールへ向けて戦い続けた。
「いつも向上するために僕らは努力している」とメドベージェフは述べた。
「他のコーチと選手の関係と同じように、僕らもつらい時があったし、いい時もあった。いいプレーができなかったり、自分自身に満足しなかったり。僕らは、毎日よりいいテニス選手になるために努力をしている。時にはうまくいき、時にはそうならない」
ATPファイナルズでメドベージェフのテニスを象徴する1つがメンタルの強さだった。
R・ナダル(スペイン)との準決勝では敗戦寸前から逆転勝ち、決勝でもティームにセットを先取されていた。
ロレックス・パリ・マスターズから無敗のメドベージェフは連勝記録を10に伸ばした。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ・東京1970】N・ジョコビッチ(セルビア) 2勝1敗
D・メドベージェフ 3勝0敗
A・ズベレフ(ドイツ) 1勝2敗
D・シュワルツマン(アルゼンチン) 0勝3敗
【グループ・ロンドン2020】R・ナダル 2勝1敗
D・ティーム 2勝1敗
S・チチパス(ギリシャ) 1勝2敗
A・ルブレフ(ロシア) 1勝2敗
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