男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は16日、グループ・東京1970予選ラウンドロビン第1戦が行われ、第8シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)は第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に3-6, 2-6のストレートで敗れ、大会初勝利をあげることはできなかった。
>>ATPファイナルズ組み合わせ表<<>>ナダルvsティーム 1ポイント速報<<今季、ツアー優勝こそなかったものの、シュワルツマンは全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でベスト4に進出。その他にも3度の大会で準優勝を飾るなど安定した成績をおさめ、念願のNitto ATPファイナルズ初出場を決めた。
この日、シュワルツマンはジョコビッチに7本のサービスエースを決められるなどリターンゲームで苦戦。1度ブレークに成功したが、サービスゲームでは4度のブレークを許し、1時間18分で力尽きた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには初戦を白星で飾れなかったシュワルツマンのコメントが掲載されている。
「このスコアは誤解を招く気が少しだけするよ。このようなスコアになるほどひどい試合をした感じがないんだ。でも、それと同時に第1セットの序盤を除いて、ずっとプレーが遅れているような感覚があった。だから改善することがあるね。でも、逆にうまくいったこともあるんだよ」
「この大会はコートから出たきただけで不思議な感じがするんだ。もっと何かができたのか、他にどんなリスクを取るべきだったのか、もっと高いレベルを見つけることができたのか。それが自分でもわからない。良いプレーをしていると感じていても、試合が進むにつれてゲームごとに難しくなっていく。そして、突然、試合に負けてしまう」
「このレベルの大会だと、自分が最高のレベルに達していなければならないことは分かっている。だからハードなトレーニングをしてきた。間違いなくここでの時間を楽しんでいるし、僕自身が獲得したこの空間を楽しんでいる。昨日の試合をすべて観戦したけど、そのスペクタクルなテニスを楽しんだよ」
28歳のシュワルツマンはグループ・東京1970予選ラウンドロビン第2戦で第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは第1戦で第4シードのD・メドヴェデフと顔を合わせストレートで敗れている。
一方、勝利したジョコビッチは第2戦でメドヴェデフと対戦する。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ東京1970】N・ジョコビッチ 1勝0敗
D・メドヴェデフ 1勝0敗
A・ズベレフ 0勝1敗
D・シュワルツマン 0勝1敗
【グループロンドン2020】R・ナダル(スペイン) 1勝0敗
D・ティーム(オーストリア) 1勝0敗
S・チチパス(ギリシャ) 0勝1敗
A・ルブレフ(ロシア) 0勝1敗
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