男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は8日、シングルス決勝が行われ、第3シードのD・メドヴェデフが第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を5-7, 6-4, 6-1の逆転で破り、今季初優勝を飾るとともに、「ATPマスターズ1000」3つ目のトロフィーを獲得した。
>>テニスのMUSIC VIDEO『銀河特急』【Full ver.】<<この試合、メドヴェデフは1度もブレークチャンスを得られずに第1セットを落としたものの、第2セットではファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得しセットカウント1−1に追いつく。ファイナルセットでは3度のブレークに成功し、2時間7分で過去1勝5敗と大きく負け越していたズベレフを下した。
24歳のメドヴェデフにとってこの優勝は2019年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)と10月のロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)に続き「ATPマスターズ1000」3度目、ツアーではロレックス・上海マスターズ以来約1年1カ月ぶり8個目のタイトルとなった。
一方、敗れた23歳のズベレフは先月ベット1ハルクス(ドイツ/ケルン、室内ハード、ATP250)とベット1ハルクスチャンピオンシップス(ドイツ/ケルン、室内ハード、ATP250)で2週連続優勝を達成。今大会も合わせシングルスでの公式戦連勝記録を12に伸ばしていたが、痛恨の敗戦となった。
両者は今後、15日に開幕する最終戦Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)への参加を予定している。
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