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ナダル自伝を読んだと告白

ドミニク・ティーム
2019年全仏OP決勝のティームとナダル
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスで世界ランク3位のD・ティーム(オーストリア)は27日にインスタグラムで、ユーロスポーツのライブ配信で女子元世界ランク7位のB・シェット(オーストリア)と対談したと発表した。

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ティームは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会3度目の決勝進出。リオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、 ATP500)では8強入りし現在自己最高の世界ランク3位としている。

44歳のシェットはティームと同胞の元テニス選手で、現役時代にはキャリアで3勝をあげた。

動画では「今はオーストリアのヴィエナの中心街にいて、テニスはしばらくやっていなかった。約6週間のロックダウンで新鮮な感じ。朝起きても何もすることがないけれど、健康的でいるようにしている。今までに経験したことがないものだったけど、オーストリアでは4月20日くらいから制限が緩められて練習がある日常に戻れている」と明かした。

「約2週間ほどは本当に何もやっていなくてソファーの上でゲームをしていたりした。体重も少し増えてしまったよ。その後は家でランニングやトレーニングをするようになった」

「自粛中は家族や愛犬と過ごした。たくさんの本にも目を通して、R・ナダル(スペイン)やサッカー選手たちの自伝も読んだ」

N・ジョコビッチ(セルビア)が主催する大会にも出場する。僕はベオグラードで6月13・14日でプレーする。またみんなで試合ができるのはとてもいいことだよ。また世界中を旅していつも通りの生活ができるように祈っている」

ティームは2018・2019年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラムで準優勝。決勝ではいずれもナダルに敗れていた。

「自粛が決まった時から大会のことはあまり考えないようにしていた。でも丁度ユーロスポーツで全仏オープンの試合を見て、本当だったら今頃メインドローの発表などを見ている時期だと思った。もちろん悲しいけれど、まだ全仏はプレーできるかもしれないからわからないね」

「パリではたくさんの思い出がある。昨年は2年前よりも決勝でナダルに勝てると信じていた。4度目の対戦で前の3試合は少し自分を疑いながら試合に臨んでしまっていた。でも去年はいいプレーをしていたし、準決勝でジョコビッチにも勝って自信にあふれていた。おそらく最初の2セットは僕の最高のプレーがクレーできていた。ナダル本人に聞いたことはないけれど、おそらく彼もあの決勝とてもいい感覚だったと思うよ。僕も全力を出したけど、だからこそ彼が12度優勝している理由を知れた気がする。またチャンスがあることを願っている」




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(2020年5月28日18時59分)

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