女子テニスの資生堂WTAファイナルズ・深セン(中国/深セン、室内ハード)は10月31日、レッド・グループの予選ラウンドロビン第3戦が行われ、第1シードの
A・バーティ(オーストラリア)が第6シードの
P・クヴィトバ(チェコ)を6-4, 6-2のストレートで下し、予選を1位で通過して決勝トーナメント進出を果たした。
世界ランク1位のバーティはこの日、6本のサービスエースを放ってファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得。1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)で準優勝を飾ったクヴィトバに1度もブレークを許すことなく1時間28分で勝利した。
女子プロテニス協会WTAの公式サイトでは、バーティのコメントが掲載されており「正直、クヴィトバとの試合は最も好きなことの1つかもしれない。勝っても負けてもいい試合になるし、彼女との対戦を楽しめる。また彼女は本当に私のベストを引き出してくれる」と語った。
「彼女との試合は大好きな挑戦。毎回対戦するたびにその試合で起こったことから学べて成長できる」
資生堂WTAファイナルズ・深センは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【レッド・グループ】
(1)A・バーティ 2勝1敗
(3)
大坂なおみ 1勝0敗
(6)P・クヴィトバ 0勝3敗
(7)
B・ベンチッチ(スイス) 2勝1敗
(ALT)
K・ベルテンス(オランダ) 1勝1敗
【パープル・グループ】
(2)
Ka・プリスコバ(チェコ) 1勝1敗
(4)
B・アンドレースク(カナダ) 0勝2敗
(5)
S・ハレプ(ルーマニア) 1勝1敗
(8)
E・スイトリナ(ウクライナ) 2勝0敗
(ALT)
S・ケニン(アメリカ) 0勝0敗
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