男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は30日、シングルス2回戦が行われ、第16シードの
S・ワウリンカ(スイス)が世界ランク24位の
M・チリッチ(クロアチア)を7-6 (7-3), 7-6 (7-5)のストレートで下し、初戦を突破した。
>>ナダルらパリ・マスターズ組み合わせ表<<今月のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)で準優勝を飾ったワウリンカはこの試合、10本のサービスエースを放ってファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得。チリッチとの2度のタイブレークを制して1時間58分で勝利した。
3回戦では第2シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。両者は22度目の対戦でナダルの18勝3敗。ナダルは2回戦で世界ランク43位の
A・マナリノ(フランス)をストレートで下している。
男子プロテニス協会ATPは公式サイトで、ナダルのコメントを掲載しており「このレベルでまた戦えることがとてもうれしい。明日はワウリンカが相手でまたタフな試合。この大会は毎試合がとても難しいから、いいプレーができるよう努めるよ」と語った。
「彼(ワウリンカ)が強打できるようなポジションにいられるような試合運びにはさせたくない。攻撃的にプレーしてくる彼についていけるように全力を尽くす。僕が深い球や強い球を打つことができれば、もしかしたらコントロールできるかもしれない。言うのは簡単だが、実行するのは難しい」
同日の2回戦では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第5シードの
D・ティーム(オーストリア)、第7シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第13シードの
G・モンフィス(フランス)、世界ランク27位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)、同28位の
D・シャポバロフ(カナダ)らが3回戦へ駒を進めた。
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