テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、第23シードの
S・ワウリンカ(スイス)が世界ランク135位の
P・ロレンジ(イタリア)を6-4, 7-6 (11-9), 7-6 (7-4)のストレートで破り、2016年以来3年ぶり9度目のベスト16進出を果たした。
>>大坂ら全米OP対戦表<<>>大坂vsガウフ 1ポイント速報<<この試合、ワウリンカは24本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。また、ウィナーを64本記録するなど攻撃的なテニスを展開し、過去3勝0敗と相性の良いロレンジを2時間58分で振り切った。
試合後、ワウリンカは「コートでは良い試合ができた。勝つことが最重要。良く戦えて、動くことができていた。本当に幸せ」とコメント。
ベスト8入りをかけて、ワウリンカは4回戦で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。両者は25度目の顔合わせでジョコビッチの19勝5敗。ジョコビッチは3回戦で世界ランク111位の
D・クドラ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
4回戦については「彼(ジョコビッチ)と試合をするときはとても素晴らしいラリー戦になることを知っている。できるだけ良いテニスを披露するつもり」と意気込みを語った。
同日には第3シードの
R・フェデラー(スイス)、第5シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)らが16強へ駒を進めたが、第7シードの
錦織圭らは姿を消した。
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