男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は3日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク52位の
N・キリオス(オーストラリア)が第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)を6-4, 3-6, 7-6 (9-7)のフルセットで破り、初の決勝進出を果たした。マッチポイントの場面でキリオスは観客にアドバイスを求めていた。
>>錦織らロジャーズ杯対戦表<<>>錦織2回戦 1ポイント速報<<この試合、両者一進一退の攻防からファイナルセットはタイブレークに突入。キリオスが5-1とリードするも、互いにマッチポイントを握り合う展開となっていた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには、キリオスが8-7とマッチポイントを握った際、後方に座っていた観客のところに行き「次のサービスはどこに打てばいい?」と尋ねたことが掲載されている。
その後、キリオスはワイドへのサービスを放ち、最後は強烈なフォアハンドを叩き込んで2時間7分の死闘に終止符を打った。
今年2月のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)以来 今季2勝目に王手をかけたキリオスは、決勝で第3シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)と対戦する。メドヴェデフは準決勝で世界ランク122位の
P・ゴヨブジク(ドイツ)をストレートで下しての勝ち上がり。
「男子テニスATPツアー500 ワシントンD.C.」
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