テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は9日、男子シングルス決勝が行われ、第4シードの
D・ティーム(オーストリア)は第2シードの
R・ナダル(スペイン)に3-6, 7-5, 1-6, 1-6で敗れ、四大大会初優勝とはならなかった。試合後の会見では「彼(ナダル)は驚異的なプレーで、パフォーマンスは本当に信じられないものだった」と脱帽した。
>>全仏OP対戦表<<第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)との2日がかりの死闘を制して決勝へ進出していたティームは4日連続の戦いを強いられた。
決勝戦は疲れを見せることなくナダルから第2セットを取った。しかし、第3セットはクレーで圧倒的な強さを発揮するナダルに対してミスを重ねると失速。3時間1分で力尽きた。
「第1セットは、あと一歩のところで落としてしまった。第2セットの後、プレーのレベルが落ちてしまった。ここでナダルが僕を上回った。最初の2セットは、すごくいいプレーをした」
全仏オープンで12度目の優勝を果たしたナダルについては「彼が成功する理由があるはず。
R・フェデラー(スイス)より2回少ないけど、グランドスラムで18回も優勝をしている。だから彼は最高の選手の1人なんだ。今日、僕はそれがなぜなのか分かったよ。彼の素晴らしいパフォーマンスを、ただ祝福するだけだよ」と語った。
四大大会初優勝を逃したティームだったが「このスポーツはユニークでもあり、残酷なものでもあると思う。僕はすさまじい試合を6回勝ち抜いた。昨日はテニス界で最大のレジェンドの1人を倒した」と今大会で手応えも得ていた。
「24時間以内に、もう1人の素晴らしい王者を相手にコートへ行かなければならなかった。現在のグランドスラムで優勝するのがどれほど難しいのかを痛感した。僕の最大の夢は叶わなかった」
「身体的な問題はなかった。第1セットは信じられないくらい集中していた。第2セットも。第3セットは少し落ちたけど、分からない。彼のような王者は、そのようなチャンスを見逃さずに攻めてくる」
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