男子プロテニス協会のATPは3日に公式サイトで、引退後未だに破られていない記録保持者の
M・ビランデル(スウェーデン)、
S・エドバーグ(スウェーデン)、A・ベラサテギ(スペイン)、
A・アガシ(アメリカ)、
G・イバニセビッチ(クロアチア)を特集した。
ATP公式サイトでは「テニスは日々進化するスポーツで現代の選手たちは大きく成長し続け、今までの記録がどんどん破られている。しかし、現役を退いた才能ある5人の選手たちが残した未だに破られていない記録がある」と記載している。
■マッツ・ビランデル(ハードコートのブレークポイント獲得率 45.58%)
1981年から1996年までプレーし、1988年後半から1989年初めの20週間世界ランク1位を保持。1988年の3度のグランドスラムタイトルを含めた33のタイトルを獲得。クレーコートを得意とし、20度のタイトルをクレーで手に入れている。
ハードコートでも活躍し、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、1988年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランド スラム)を含めた9つのタイトルを持ち、ハードコートのブレークポイント獲得率を45.58%としている。
■ステファン・エドバーグ(ハードコートのファーストサーブリターンポイント獲得率 33.64%)
1983年から1996年までプレー。獲得タイトル数はビランデルを上回る42、合計72週間世界ランク1位でプレーをした。
その素早いサーブアンドボレーが印象的だが、実はサーブよりリターンのほうが数字は良い。リターンゲーム獲得率で18位を記録し、サーブゲーム獲得率では38位となっている。
■アルベルト・ベラサテギ(セカンドサーブリターンポイント獲得率 56.31%)
1991年から2001年までプレーを続け、14のタイトルを全てクレーで獲得。自己最高は1994年の7位。477試合の中でリターンポイント獲得率を56.31%としているが、出場試合の77%がリターンが比較的しやすいクレーコートであった。
■アンドレ・アガシ(ハードコートのセカンドサーブのリターンポイント獲得率 56.08%)
1986年から2006年までプレーし、101週間世界1位に君臨し続けた。60個のタイトルを獲得し、歴代で最も恐ろしいセカンドサーブリターンを記録している。
もしセカンドサーブを入れにいったらアガシはコート内に入り凄まじい攻撃をしてくる。これにより584試合の中でセカンドサーブリターンポイント獲得率56.08%を残した。
■ゴラン・イバニセビッチ(芝コートのファーストサーブポイント獲得率 89.68%)
キャリア中、芝コートで85試合戦い、1991年のマンチェスター、2001年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で優勝を飾っている。
イバ二セビッチは1988年から2004年までプレーし、1994年に自己最高の2位をマークしている。相手にとっては悪夢のような左利きのサービスは芝では特に有効で、芝でのファーストサーブ獲得率89.68%という記録を残した。
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(2019年4月4日18時08分)