3連覇狙うスイトリナ 4強入り

女子テニスのドバイ・デューティフリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、プレミア）は２１日、シングルス準々決勝が行われ、第６シードのＥ・スイトリナ（ウクライナ）が世界ランク２６位のＣ・スアレス・ナバロ（スペイン）を6-2, 6-3のストレートで破り、３年連続３度目のベスト４進出を果たした。

この試合、スイトリナはブレークチャンスを与えずに第１セットを先取。第２セットでは２度のブレークを許したものの、自身はそれを上回る３度のブレークに成功し、１時間１８分で勝利を決めた。

同大会３連覇を狙う２４歳のスイトリナは女子テニスのWTA公式サイトで「そのことはとても良いモチベーションになっている。それと同時に、私はできるだけ多くの試合に勝つためにここにいます。私にとっては１試合１試合は別のものとして考えている。今日のプレーには非常に満足しているがとてもタフだった。彼女（スアレス・ナバロ）は全てのボールで私を動かしてきた」と語った。

準決勝で対戦するＢ・ベンチッチ（スイス）については「準決勝は厳しいものになるだろう。私にとっては先を見るよりも目の前の１試合を取ることが重要」と話した。

世界ランク４５位のベンチッチは準々決勝で、第３シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）をフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第２シードのＰ・クヴィトバ（チェコ）、シェ・シュウェイ（台湾）が４強へ駒を進めた。

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