男子テニス協会のATPは29日に2018年の四大大会ベストマッチ第2位を発表し、
N・ジョコビッチ(セルビア) vs
R・ナダル(スペイン)のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)準決勝が選出された。
この戦いは2日がかりの死闘となり、ジョコビッチが6-4, 3-6, 7-6 (11-9), 3-6, 10-8のフルセットでナダルとの52度目の対戦を勝利で飾った。
勝敗はどちらに転んでもおかしくない展開となった。ファイナルセットではジョコビッチがナダルにブレークチャンスを握られた時に高い集中力を発揮。パッシングショットを決めるなどでピンチをしのぐと第17・第18ゲームを連取し、5時間15分におよぶ激闘を制した。
当時、ジョコビッチは「テニスで彼(ナダル)は最高のファイターかもしれない。彼はどのポイントも、それが最後のポイントかのようにプレーする」とナダルを称賛した。
惜敗したナダルは「これがテニスというスポーツ。お互いがいいプレーをしていたら、何が起きてもおかしくはない。今日は彼の日だった」とコメントしていた。
決勝へ駒を進めたジョコビッチは
K・アンダーソン(南アフリカ)にストレート勝ちして優勝し、完全復活を遂げた。
「
大坂なおみ 開花~完璧主義者が描く未来~」
日本人男女で初となるグランドスラムシングルス優勝を成し遂げた大坂なおみ。突出した才能が開花した2018年を豊富な独自取材を元に振り返る。
【放送予定】
12月8日(土)よる6:00
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