男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は1日、シングルス3回戦が行われ、第10シードの
錦織圭が第7シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)を6-4, 6-4のストレートで破り、2014年以来4年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
>>錦織vsフェデラー 1ポイント速報<<>>錦織らパリ・マスターズ対戦表<<この日、錦織は前週のエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)決勝で敗戦を喫したアンダーソンに12本のサービスエースを決められたが、2度のブレークに成功。
自身のサービスゲームではファーストサービスが入った時に86パーセントの高い確率でポイントを獲得し、初戦に続いて1度のブレークチャンスを与えず1時間20分で勝利した。
男子テニス協会のATP公式サイトには「リベンジするために、いくつかのことを調整する必要があった。数日前に負けていたから、何かを変えなければいけなかった。それがうまくできたと思う。もしかしたら、彼(アンダーソン)はベストのプレーではなかったかもしれないけど、自分はいいテニスができたと思う」と錦織のコメントが掲載されている。
準々決勝では第3シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。2011年覇者のフェデラーは3回戦で第13シードの
F・フォニーニ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
錦織はフェデラーに2勝6敗と負け越しているが「ロジャー(フェデラー)に対して、どんなプレーをするのかを考えなければいけない。これまでの数週間はいいプレーを続けている」と自信を見せている。
両者の準々決勝は、日本時間3日の4時30分(現地2日の20時30分)以降に開始予定。
最終戦のNitto ATPファイナルズ出場をかけた「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)で錦織は現在9位。すでに6選手の出場が決まっており、残り2枠を
M・チリッチ(クロアチア)、
D・ティーム(オーストリア)、錦織の3選手で争っている。
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