男子テニスのイントゥルム・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内 ハード、ATP250)は21日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)が予選勝者の
E・ガルビス(ラトビア)を6-4, 6-4のストレートで破り、悲願のツアー初優勝を果たした。
>>錦織らウィーン対戦表<<>>錦織vsティアフォー 1ポイント速報<<この試合、チチパスはファーストサービスが入った時に83パーセントの高い確率でポイントを獲得。元世界ランク10位のガルビスにブレークチャンスを与えることなく、1時間21分でツアー初のタイトルを手にした。
20歳のチチパスは今シーズン、4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500)、8月のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)で決勝に進出したが、いずれも
R・ナダル(スペイン)に敗れていた。
男子テニス協会ATP公式サイトには「もちろん嬉しい。ギリシャ人として初のタイトルだ。これからたくさんのギリシャ人プレイヤーが優勝することが僕の望み。このようなレベルの高いプロトーナメントでギリシャ人がトップ100に入れることは僕にとって、とても、とても特別なこと」
「このトロフィーは素晴らしい。最初にこのトーナメントに来たとき僕は
R・フェデラー(スイス)や
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の名前を見て“いつかここに自分の名前があったらクールだと思う”と思った。そして今週それが起こった。僕は集中して、試合に勝つことを決めた。素晴らしいテニスをしたから、これを持つ資格があるはずだ」というチチパスのコメントが掲載されている。
一方、敗れた30歳のガルビスは約4年半ぶりのツアー優勝とはならなかった。
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