男子テニスのクレムリン・カップ(ロシア/モスクワ、ハード、ATP250)は21日、シングルス準決勝が行われ、第3シードのK・カチャノフが第2シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)を6-1, 6-7 (5-7), 6-3のフルセットで破り、大会初の決勝へ進出を果たした。
>>錦織らウィーン対戦表<<>>錦織vsティアフォー 1ポイント速報<<この試合、ブレークチャンスを与えることなく第1セットを先取したカチャノフだったが、第2セットをタイブレークで落とし、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得したカチャノフが、1時間46分で決勝へ駒を進めた。
ともに22歳でモスクワ出身のカチャノフとメドヴェデフは今回が初の対戦。男子テニス協会ATP公式サイトには「素晴らしい結果だ。僕にとってクレムリンカップ初の決勝進出。それに僕らは親しい友人同士だからダニール(メドヴェデフ)と戦うことはとてもタフで難しかった」
「彼(メドヴェデフ)はとても良いシーズンを過ごして、良い結果も出ている彼に勝てて嬉しい。長い道のりの中でたくさんある試合の1つだけどね」というカチャノフのコメントが掲載されている。
カチャノフは今年2月のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、ATP250)以来のツアー優勝をかけて、決勝で世界ランク49位の
A・マナリノ(フランス)と対戦する。マナリノは準決勝で同46位の
A・セッピ(イタリア)を7-5, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
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