男子テニスのATP公式サイトは世界ランク2位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が前週のロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)の優勝によって、獲得したビッグタイトルの数が
R・ナダル(スペイン)を上回ったと報じた。
ATP公式サイトによると“ビッグタイトル”とは「四大大会」、「ATPマスターズ1000」、「Nitto ATPファイナルズ」のことを指している。
それによると、31歳のジョコビッチは四大大会で14勝、ATPマスターズで32勝、ATPファイナルズでは5度優勝しており、合計で51タイトルの獲得に至った。
ジョコビッチは上海マスターズについて「僕のキャリアで1番良いサービスを打てた1週間だった」と振り返っている。
8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)を制して史上初の「ATPマスターズ1000」全9大会制覇の『ゴールデン・マスターズ』を達成したジョコビッチはその後、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でも勝利し、完全復活を遂げた。
一方、32歳のナダルは四大大会で17勝、ATPマスターズで33勝あげているものの、ATPファイナルズでは優勝を果していないため合計50タイトルとなっている。
また、唯一両者より多くタイトルを取得している選手は37歳の
R・フェデラー(スイス)で、四大大会で20勝、ATPマスターズで27勝、ATPファイナルズで6勝をあげ、合計53タイトルを獲得している。
3選手は11月11日から開催されるNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)への出場を確定させている。
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