男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500)は25日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク140位の
M・クリザン(スロバキア)が第6シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-2, 1-6, 6-3のフルセットで破り、3年ぶりのベスト16進出を果たした。
>>バルセロナ対戦表<<ジョコビッチに過去4連敗だったクリザンは、この日ファイナルセットで1度もブレークチャンスを与えなかった。マッチポイントではジョコビッチからミスを誘い出し、1時間39分で勝利を手にした。
男子プロテニス協会のATPの公式サイトには、クリザンのオンコートインタビューの動画が掲載されている。
「3回戦へいけるのは、うれしい。もちろん、いい試合だった」とジョコビッチから初勝利をあげた喜びを語った。
28歳のクリザンは2015年に世界ランク24位を記録したが、近年はけがに泣かされていた。
自身と同様に、今年1月にけがから復帰した元世界ランク1位のジョコビッチについてクリザンは「けがからベストなレベルに戻るのは難しいと自分も知っている。彼(ジョコビッチ)は強くなって戻ってくるだろう」とコメントした。
クリザンは2015年のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルで4強入り。その時は準決勝で
錦織圭に敗れた。
今大会では予選から勝ち上がってきたクリザンは3年ぶりのベスト8進出に向けて、3回戦で第12シードの
F・ロペス(スペイン)と対戦する。ロペスは2回戦で世界ランク91位のD・ラヨビッチをフルセットで破っての勝ち上がり。
また、同日の2回戦には第14シードの錦織が世界ランク69位の
G・ガルシア=ロペス(スペイン)と対戦したが、第2セットの途中で棄権した。
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