男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は1日、シングルス決勝が行われ、第14シードの
J・イズナー(アメリカ)が第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-7 (4-7), 6-4, 6-4の逆転で下し、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初優勝を果たした。
決勝戦、イズナーはタイブレークの末に第1セットを落としたが第2・ファイナルセットでは第9ゲームでブレークに成功。マッチポイントでは、この日18本目のサービスエースを叩きつけ、2時間29分でキャリア通算13勝目をあげた。
アメリカ勢のマイアミ・オープン優勝は2010年の
A・ロディック(アメリカ)以来8年ぶり。さらに
S・スティーブンス(アメリカ)とともに男女でシングルスを制したのは2004年のロディックと
S・ウィリアムズ(アメリカ)以来14年ぶり。
今季5大会初戦敗退と勝ち星に恵まれていなかった32歳のイズナーだったが、今大会では4回戦で第2シードの
M・チリッチ(クロアチア)、準々決勝で第19シードの
チョン・ヒョン(韓国)、準決勝で第5シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を破っての勝ち上がりだった。
一方、敗れた20歳のズベレフは昨年のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)以来「ATPマスターズ1000」3勝目、今季初のタイトル獲得とはならなかった。
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