男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、 ハード、ATP1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、元世界ランク1位で第10シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は世界ランク106位の
ダニエル太郎に6-7 (3-7), 6-4, 1-6のフルセットで敗れ、初戦で姿を消した。
>>BNPパリバ対戦表<<>>ダニエル太郎3回戦 1ポイント速報<<四大大会通算12勝、BNPパリバ・オープンでは過去5度優勝している元王者のジョコビッチは、今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)4回戦敗退後に休養へ入り、今大会で復帰。
この日は第1セットの第9ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるも、ダニエル太郎にパッシングショットを決められるなどでブレークバックされ、タイブレークの末にこのセットを落とす。
第2セットを取りセットカウント1-1に追いついたジョコビッチだったが、ファイナルセットではミスを重ねてブレークチャンスを逃すと大声を出して怒りをあらわにした。その後は失速し、第3ゲームから5ゲーム連取を許して2時間30分で力尽きた。
BNPパリバ・オープンのツイッターには「ツアーに出て、初めての試合のようだった。本当に不思議な気持ちだった。と言うか、リズムを失ってしまった。不可解な、自分らしからぬミスをいくつかしてしまった」とジョコビッチの試合後のコメントが掲載されている。
一方、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初の3回戦進出を果たした25歳のダニエル太郎は、世界ランク47位の
L・メイヤー(アルゼンチン)とラッキールーザーの
R・ベーメルマンス(ベルギー)の勝者とベスト16進出をかけて対戦する。
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