12日に開幕する男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は9日、シングルスの組み合わせを発表し、世界ランク1位復帰を目指す第1シードの
R・フェデラー(スイス)は、初戦の1回戦で予選勝者と対戦することが決まった。
>>杉田らロッテルダム対戦表<<フェデラーは今大会、上位シードが順当に勝ち上がった場合、準々決勝で第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)、準決勝で第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)か第8シードの
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する組み合わせ。
ABNアムロ世界テニス・トーナメントに出場するのは、5年ぶり9度目。2005・2012年に優勝を飾っている。
自身の公式サイトでフェデラーは「この大会は僕にとって特別だ。1999年に初めて出場したのを覚えている。最高のレベル(ATPツアー)で戦った初めての機会の1つだった。大会45周年記念に参加できて嬉しい」と綴っていた。
また、今大会で準決勝に進出した場合、世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)を抜き、2012年10月以来 約5年4ヵ月ぶりの世界王者に返り咲く。フェデラーが1位に復帰した場合、
A・アガシ(アメリカ)が33歳の時に記録したATP史上最年長王者の記録を塗り替えることになる。
今大会の上位シード勢は、第1シードがフェデラー、第2シードが
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第3シードがズベレフ、第4シードが
D・ゴファン(ベルギー)、第5シードがワウリンカ、第6シードが
T・ベルディヒ(チェコ)、第7シードが
L・プイユ(フランス)、第8シードがツォンガ。
昨年はツォンガがゴファンを破り、大会初優勝を飾った。
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