テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は13日目の27日、女子シングルス決勝が行われ、第2シードの
C・ウォズニアッキ(デンマーク)が第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を7-6 (7-2), 3-6, 6-4のフルセットで下して四大大会初優勝を果たした。さらに大会後に発表される世界ランキングではハレプを抜き、2012年1月以来6年ぶりに1位へ返り咲くことが決定した。
>>フェデラーvsチリッチ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<この日、安定したストロークでゲームカウント5-2とリードを広げたウォズニアッキだったが、ここからハレプに反撃され追いつかれてしまう。しかし、タイブレークではウォズニアッキが終始ペースを握ってポイントを連取し、第1セットを先取する。
続く第2セットは互いにサービスキープが続いたが、ミスが先行したウォズニアッキは第8ゲームでブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれてしまう。
ヒート・ポリシーが適用されて10分間の休憩後に始まったファイナルセット、第7ゲーム終了時にメディカルタイム・アウトを取って膝の治療を受けたウォズニアッキだったが、第10ゲームで4度目のブレークに成功し、デンマーク史上初となる四大大会制覇の快挙を成し遂げた。
今大会は、1回戦で
M・ブザルネスク(ルーマニア)、2回戦で
J・フェット(クロアチア)、3回戦で第30シードの
K・ベルテンス(オランダ)、4回戦で第19シードの
M・リバリコワ(スロバキア)、準々決勝で
C・スアレス・ナバロ(スペイン)、準決勝で
E・メルテンス(ベルギー)を破って決勝に駒を進めた。
2010年に初めて女王の座についたウォズニアッキは、これまでツアー27大会で優勝を飾っていたが、四大大会でのタイトルは今回が初。2009・2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は決勝で敗れ、いずれも準優勝に終わっていた。
一方、敗れたハレプは四大大会初優勝と世界ランク1位の座を守ることはできなかった。
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