テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は10日目の24日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第19シードの
T・ベルディヒ(チェコ)をストレートで下し、3年連続のベスト4進出を果たした。
>>フェデラーvsチョン 1ポイント速報<<>>全豪オープン対戦表<<一方、昨年の決勝でフェデラーと死闘を演じた第1シードの
R・ナダル(スペイン)は、23日の準々決勝で第6シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦したがファイナルセットで途中棄権し、2年連続のベスト4進出とはならなかった。
昨年の全豪オープンを制したフェデラーは準々決勝後のオンコートインタビューで、王者ナダルを心配する様子を見せた。
「昨夜、眠りにつく前にラファ(ナダル)へメールしたよ。彼の無事を確認するために、1日の最後にしたことだ。ライバルであり、友でもある彼が棄権する姿を見たくはなかった。5セットマッチの終わりを迎えられずに棄権する選手の姿を見るのは辛い」
フェデラーは、ナダルと対戦したチリッチへの称賛も忘れなかった。
「マリン(チリッチ)は称賛に値する。彼は勝負に出て、本当に良く戦った。あれは素晴らしい勝利だったよ」
そのチリッチは25日の準決勝で世界ランク49位の
K・エドモンド(イギリス)をストレートで破り、大会初の決勝進出を果たした。
フェデラーは26日の準決勝で、快進撃を見せる世界ランク58位の
チョン・ヒョン(韓国)と顔を合わせる。
■関連ニュース
・「考えてほしい」とナダル苦言・「圭を追った」チョンが快挙・ジョコ脱帽「信じられない」■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報