テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は6日目の20日、男子シングルス3回戦が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第29シードの
R・ガスケ(フランス)を6-2, 7-5, 6-4のストレートで下してベスト16進出を決めると同時に、同大会の勝利数が90となった。
>>錦織らニューポートビーチCH対戦表<<>>大坂vsハレプ 1ポイント速報<<>>錦織 復帰初戦1ポイント速報<<>>全豪オープン対戦表<<試合後の会見で5度の優勝を誇るフェデラーは、全豪オープンでの思い出を聞かれ「最初の試合は、2000年の
M・チャン(アメリカ)との1回戦だった。あれは良かった。ここでの最初の勝利」と現在は
錦織圭のコーチを務めるチャンとの試合を話した。
「(2004年の)
J・C・フェレーロ(スペイン)との準決勝も、僕にとって大きかった。次の週で世界ランク1位を守り、決勝で
M・サフィン(ロシア)に勝って初めてここで優勝した」
続けて「このコートでは多くのフルセットマッチも戦った。本当に悪かった年がない、正直にだ。
A・セッピ(イタリア)に負けた2015年も、まぁまぁな戦いをしたと思ってた。2005年、サフィンに(フルセットの死闘の末に)負けた時は最高だった」と大会に対して好印象を持っていることを明かした。
「もちろん、全ての試合が思い出だ。
R・ナダル(スペイン)との2度の決勝、2009年の決勝はこれまでで最高の対決だと思っている。2010年は、娘たちが生まれて初めての優勝だったかな。あれも良かった」と娘たちとの思い出も忘れなかった。
昨シーズン、フェデラーは背中の痛みが原因でW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)とロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)を欠場していた。
この日12本のサービスエースを決めたフェデラーは、どうやって背中の不調から抜け出したかとの質問に「今はもう問題がない」として、症状と向き合っていると話した。
「回復するのに時間がかかることもある。痛む時は痛むよ。また自由になった時、良くなってるゾーンがあったり、一貫性ができてたりする。一貫性はテニスでとても重要なことだ。5時間も同じようにサーブを打てるか?それがゴールだからね。けがをしてる時は間違いなく難しいよ」
「今は大丈夫だと思う。僕ら選手にとって、背中の不調は常に付きもの。うまく付き合わなければいけないだけだ。悪い時に症状が出ないことを祈って、症状が出た時には素早く回復する。時には休養も選択肢、落ち着かせるためにね」
36歳のフェデラーは4回戦で、ノーシードから勝ち上がってきた
M・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。
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