車いすテニスのNEC車いすテニスマスターズ(イギリス/室内ハード)は3日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
上地結衣は第2シードのD・デ=グロート(オランダ)に5-7, 4-6のストレートで敗れるも、準優勝を飾った。
予選ラウンドロビン3戦全勝でベスト4に進出し、4年ぶり2度目の優勝に王手をかけた上地だったが、この日は全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝で勝利していたデ=グロートにストレートで敗れた。
23歳の上地は今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、全米オープンでタイトルを獲得し、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では4強入りを果たした。
車いすテニスツアーの締めくくりとして行われるNEC車いすテニスマスターズは、8選手が4選手ずつの2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する試合形式。
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