株式会社ニューバランスジャパンが主催する「New Balance Tennis World Challenge」は18日、昭和の森テニスセンターにて日本代表選考大会の決勝大会が行われ、男子の部では新井祥生(慶風)が尾形健悟(大手前高松)を7-5で下して優勝を飾った。
尾形健悟(大手前高松)
「New Balance Tennis World Challenge」の決勝大会は、関東予選、関西予選をそれぞれ勝ち抜いた9名によって争われ、優勝者と準優勝者に「日豪親善試合」の出場権及び「テニス世界大会観戦」が贈呈される。
3ブロックに分かれてラウンドロビンを行い、各ブロックの1位と全ブロックの2位の中で最も取得ゲーム率の高い1名の計4名が決勝トーナメント進出。
決勝トーナメントでは、準決勝で新井祥生(慶風)が平野翔馬(昌平)に8-5で、尾形健悟(大手前高松)が五十崎佑馬(東海大菅生)に8-2で勝利して、決勝進出を決めた。
平野翔馬(昌平)
五十崎佑馬(東海大菅生)
優勝した新井は「何とか優勝することが出来て非常にうれしいです。僕は3年生なんですけど、オーストラリアとか大学生活でテニスをするので、そこで今日の試合を自信にして、また大きな大会で優勝できるように頑張りたいと思います」と優勝した喜びをコメント。
惜しくも準優勝の尾形は「オーストラリアに行って、自分のテニスをもっといいものにしたいです」と語り、優勝した新井と共に「日豪親善試合」の出場権及び「テニス世界大会観戦」へ招待される。
決勝大会の男子シングルス結果は以下の通り。
【決勝】新井祥生(慶風) 7-5 尾形健悟(大手前高松)
【準決勝】新井祥生(慶風) 8-5 平野翔馬(昌平)
尾形健悟(大手前高松) 8-2 五十崎佑馬(東海大菅生)
【ラウンドロビン】・ブロック1
新井祥生(慶風)1位
森大地(東海大菅生)2位
高木凌(神村学園)3位
・ブロック2
五十崎佑馬(東海大菅生)1位
平野翔馬(昌平)2位
田中聖人(相生学院)3位
・ブロック3
尾形健悟(大手前高松)1位
宮嶋かまち(武義)2位
在原迅人(東海大菅生高校)3位
■関連ニュース■
・マレー以来 初出場で予選全勝・最終戦初勝利「不可能はない」・錦織以来 最終戦初出場で4強