男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は1日、シングルス2回戦が行われ、第13シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が予選勝者の
J・ソウサ(ポルトガル)を6-2, 6-2の快勝で退け、初戦突破を果たした。
>>ナダルらパリ・マスターズ対戦表<<今大会のシード勢は1回戦免除のため、この日が初戦となったデル=ポトロは、ソウサに1度もブレークチャンスを与えずに第1セットを先取。続く第2セットでも反撃を許さずに圧倒し、1時間2分で勝利を手にした。
3回戦では、世界ランク43位の
R・ハーセ(オランダ)と対戦する。ハーセは、同日の2回戦で第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を破る番狂わせを起こして勝ち上がった。
世界ランク17位のデル=ポトロは今季、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で
R・フェデラー(スイス)らを下してベスト4進出。イントゥルム・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、ハード、ATP250)では今季初優勝を飾った。
今大会の結果次第で12日に開幕するNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)への出場可否が決まるデル=ポトロ。出場の可能性を残していた
K・アンダーソン(南アフリカ)、
JW・ツォンガ(フランス)、
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)、
D・シュワルツマン(アルゼンチン)は同日の2回戦で敗れたため、最終戦レースから離脱した。
■関連ニュース■
・デルポに可能性 混戦の最終戦枠・ナダル 年間世界1位確定・ATP最終戦は崖っぷちに