男子テニスの下部大会である寧波チャレンジャー(中国/寧波、ハード、ATPチャレンジャー)は22日、シングルス決勝が行われ、第6シードの
ダニエル太郎は第7シードの
M・ユーズニー(ロシア)に1-6, 1-6のストレートで敗れ、今季2度目のチャレンジャー優勝とはならなかった。
>>杉田vsシャポバロフ 1ポイント速報<<>>杉田らスイス室内 対戦表<<決勝戦、ダニエルは1ゲームしか取れずに第1セットを落とすと流れがユーズニーに傾き、続く第2セットでも自身のペースへ持ち込むことが出来ずに1時間13分で敗れた。
24歳のダニエルは今大会、1回戦でガオ・シン(中国)、2回戦で
M・マトセビッチ(オーストラリア)、準々決勝で
綿貫陽介を下し、準決勝では第1シードの
ルー・イェンスン(台湾)の途中棄権により決勝へ駒を進めていた。
今季は、9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で大会初勝利をあげ、2回戦では世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)を相手に善戦を繰り広げた。前週の上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)では予選1回戦で敗れていた。
一方、優勝を飾った35歳のユーズニーはキャリア通算10勝を誇り、2008年1月には世界ランク8位まで上り詰めた実力者。
今季は1月のエアセル・チェンナイオープン(インド/チェンナイ、ハード、ATP250)でベスト8進出。近年はチャレンジャーなどの下部大会にも出場している。
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