男子テニスの上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は10日、シングルス1回戦が行われ、第13シードの
N・キリオス(オーストラリア)が世界ランク45位の
S・ジョンソン(アメリカ)と対戦したが、6-7 (5-7)時点で途中棄権し、2年連続の初戦突破とはならなかった。
>>杉田ら上海マスターズ対戦表<<この試合、第1セットのタイブレークでジョンソンにサービスエースを決められてセットを落としたキリオスは、そのまま途中棄権を申し入れた。
21歳のキリオスは今季、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)でマスターズ初の決勝に進出。前週のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)では準優勝を飾っていた。
一方、思わぬ形で2回戦進出を果たしたジョンソンは2回戦で、ワイルドカードで出場の
ウー・ディ(中国)と対戦する。ウーは、1回戦で予選勝者の
J・シャルディ(フランス)をストレートで破っての勝ち上がり。
また、同日には第14シードの
J・ソック(アメリカ)と世界ランク27位の
M・ズベレフ(ドイツ)も途中棄権し、初戦で姿を消した。


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