tennis365.netと週刊少年マガジンで連載中のテニス漫画「ベイビーステップ」、そしてスペインのサバデル・テニスクラブが共同開催する「Road To Spain チャレンジカップ2017」関東代表の法政大1年・岡垣光祐が25日、ツアー下部大会のサバデルオープン(スペイン/サバデル、ITFフューチャーズ2.5万ドル)の本戦1回戦に挑むも、1-6, 2-6のストレートで敗れ初戦突破とはならなかった。
岡垣はワイルドカードで出場している世界ランク1,474位の17歳、A・コリャス=サンチェス(スペイン)と対戦。
第1セット、海外初挑戦の緊張からか動きに硬さが見える岡垣が第4ゲームで先にブレークを許す厳しい展開になり、その後もサービスゲームをキープできないまま1-6でこのセットを落とす。
第2セットに入ると相手の強烈なフォアがコーナーに決まり、第1・第3ゲームを続けてブレークされる。その後、岡垣らしい粘り強さ、バックハンドのダウンザラインが要所で決まり始めるが、相手のサービスゲームを攻略できず、1時間16分で敗れた。
前日の24日、現地BTTテニスアカデミーで行った海外選手との練習試合では相手を寄せ付けず、ATPポイントの獲得が期待されたが、今回世界ランク入りを果たすことは出来なかった。
試合後、岡垣は「相手の力強いショットに押され消極的なプレーになってしまった。また、慣れない海外での試合で、雰囲気にのまれてしまった。第2セットから自分のペースで攻めることを心がけたけど、クレーコートに足を取られ攻め切れなかった」とコメント。
続けて「プレー全体の底上げと積極的なプレーが必要だと感じた。この経験を活かして、フィジカルの強化にも意識を向けていきたい」と語った。
岡垣と共にスペインで自身初のフューチャーズ大会へ臨む関西代表の近畿大2年・松本樹は26日の第1試合、日本時間18時(現地11時)より予選勝者のS・バランコ(スペイン)と対戦する。
また、同日には松本、岡垣が組んで出場するダブルスの1回戦も行われる予定で、地元スペインの第1シードのペアと日本時間23時以降(現地16時)に開始予定となっている。
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