女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2017(東京/有明コロシアム、ハード、プレミア)は22日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
A・ケルバー(ドイツ)が第2シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を7-6 (7-5), 7-5のストレートで破り、3年ぶり4度目のベスト4進出を果たした。
>>二宮組 準決勝 1ポイント速報<<>>東レPPO 対戦表<<昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝以来の対戦となったこの試合、試合序盤から白熱したラリー戦を展開した両者は、サービスキープのままタイブレークへ突入。その後も接戦となったが、先にリードしたケルバーが第1セットを先取。
続く第2セット、どちらも譲らず一進一退の攻防が続く中、最後はケルバーが第12ゲームでこの試合初のブレークに成功し、1時間49分で勝利した。
敗れたカロリーナ・プリスコバ
準決勝では、世界ランク23位の
A・パブリュチェンコワ(ロシア)と対戦する。パブリュチェンコワは、同日の準々決勝で
B・ストリツォワ(チェコ共和国)を逆転で下しての勝ち上がり。
世界ランク14位のケルバーは今大会、1回戦で
大坂なおみ、2回戦で
D・カサキナ(ロシア)を下して準々決勝へ駒を進めた。東レ パン パシフィック オープンでは2013年に準優勝を飾っている。
今シーズンは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で4回戦進出、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では初戦敗退を喫した。
一方、敗れた25歳のプリスコバは、今年7月にWTA史上で23人目のナンバー1プレイヤーに上り詰め、今季はツアーで3勝をあげている。
今大会は、初戦の2回戦で
M・リネッタ(ポーランド)をストレートで下しての勝ち上がりだったが、大会初のベスト4進出とはならなかった。
■関連ニュース■
・ケルバー 20歳カサキナ下し8強・ケルバー 大坂なおみは「才能ある選手」・プリスコバ 初の世界1位へ