男子テニスの国別対抗戦 デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本vsブラジル(日本/大阪、靱テニスセンター)は初日の15日、シングルス第2試合が行われ、世界ランク139位の
添田豪が同116位の
T・モンテイロ(ブラジル)との死闘を3-6, 6-4, 6-3, 6-7 (1-7), 6-4のフルセットで制し、2勝0敗とした日本はワールドグループ残留に王手をかけた。
>>マクラクラン/ 内山組 1ポイント速報<<この日、第1セットでゲームカウント0-5から3-5まで追い上げた添田は徐々に本来の力を発揮し、第2・第3セットを連取。第4セットは第1ゲームでブレークすると、第10ゲームではサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。しかし、土壇場でモンテイロにブレークバックされてタイブレークの末に第4セットを落とし、セットカウント2-2に追いつかれる。
ファイナルセットに入ると添田が第6ゲームで強烈なリターンを決めるなどでブレークに成功。第9ゲームは再びサービング・フォー・ザ・マッチをブレークバックされるも第10ゲームをブレークし、シングルス第1試合の
杉田祐一に続き勝利を手にした。
大会2日目の16日はB・マクラクラン/
内山靖崇組と
M・メロ(ブラジル)/
B・ソアレス(ブラジル)組が対戦する。
日本は昨年のワールドグループプレーオフ ウクライナ戦で5連勝をおさめてワールドグループ残留を決めた。今年2月のワールドグループ1回戦では
錦織圭が欠場の中でフランスに1-4で敗れ、今回のプレーオフを戦っている。
日本とブラジルの組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:杉田祐一 6-2, 7-5, 7-6 (7-5) G・クレザー
・シングルス第2試合:添田豪 3-6, 6-4, 6-3, 6-7 (1-7), 6-4 T・モンテイロ
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:B・マクラクラン/ 内山靖崇 vs M・メロ/ B・ソアレス
【大会3日目】
・シングルス第1試合:杉田祐一 vs T・モンテイロ
・シングルス第2試合:添田豪 vs G・クレザー
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行なう。2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利となる。
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