女子テニスの9月11日付ATP世界ランキングが発表され、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)シングルスで四大大会初優勝を飾った24歳の
S・スティーブンス(アメリカ)は2,000ポイント加算され、前回から66上げて17位へ急浮上した。
今年2月、昨年負傷した左足の手術を受けたことをツイッターで報告し一時ツアーを離脱したスティーブンスは、リハビリの末4月には椅子に座った状態で練習を開始し、7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で約11カ月ぶりにツアーへ復帰した。
全米オープンではノーシードで次々とシード勢を破る快進撃を見せ、決勝では同胞の
M・キーズ(アメリカ)をストレートで破ってビッグ・タイトルを獲得。
7月末時点では世界ランキングを957位まで落としていたが、全米オープン前哨戦2大会でベスト4進出、さらに全米オープン優勝と好成績を収め、約1カ月半で940上げてトップ20入りを果たした。
また、準優勝のキーズは前回から4つ上げて12位。トップ10では、昨年の全米オープンで準優勝の
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)が準々決勝で敗れたことにより、
G・ムグルサ(スペイン)が史上24人目となる世界ランク1位へ浮上した。
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