テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、第24シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が世界ランク94位の
H ・ラクソネン(スイス)を6-4, 7-6 (7-3), 7-6 (7-5)のストレートで下し、8年ぶりの全米制覇へ好スタートを切った。
>>杉田vsメイヤー1ポイント速報<<>>太郎vsナダル1ポイント速報<<>>全米OP対戦表<<この試合、デル=ポトロはラクソネンのミスに助けられて第1セットを先取。続く第2セットでは互いに譲らず接戦となったが、デル=ポトロがタイブレークを制し2セットアップとなる。
第3セットでは先にラクソネンにブレークを許すも、デル=ポトロがすぐに追いつき、またもタイブレークへ突入。最後はサービスエースで試合を締めくくり、2時間34分で勝利した。
2回戦では予選勝者のA・メネンデス=マセイラース(スペイン)と対戦する。
28歳のデル=ポトロは2009年の全米覇者。当時20歳だったデル=ポトロは、準決勝で当時世界ランク3位の
R・ナダル(スペイン)、決勝では当時同1位の
R・フェデラー(スイス)をそれぞれ破る快進撃でタイトルを獲得した。
今シーズンは1度も決勝に進出できていないものの、安定した強さを見せている。
一方、敗れたラクソネンはここ数年でランキングを上昇させており、今年はウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で自身初のグランドスラム本戦出場を果たした。
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