男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は16日、シングルス2回戦が行われ、第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が世界ランク34位の
F・ロペス(スペイン)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで下し、3年連続の3回戦進出を果たした。
>>W&Sオープン対戦表<<今大会は上位シード勢が1回戦免除のため、ディミトロフはこの日が初戦だった。
この試合、11本のサービスエースを決めたディミトロフは、ロペスに1度もブレークを許さず、1時間31分で初戦突破を決めた。
3回戦では世界ランキング30位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。デル=ポトロは、2回戦で予選勝者のM・クルーガー(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
ディミトロフは今シーズン序盤で2度のタイトルを獲得し、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト4に進出。以降は早期敗退が続いていたが、AEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、 ATP500)では4強入りを果たした。
今大会は上位選手が相次いで欠場しており、トップ10からは
R・ナダル(スペイン)、
D・ティーム(オーストリア)、
A・ズベレフ(ドイツ)の3選手のみが出場。
さらにシード勢は、第4シードのズベレフ、第8シードの
JW・ツォンガ(フランス)、第9シードの
D・ゴファン(ベルギー)、第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第12シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第13シードの
J・ソック(アメリカ)が初戦で敗れる波乱に見舞われた。
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