男子テニスの7月17日付ATP世界ランキングが発表され、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で史上最多8度目の優勝を飾った
R・フェデラー(スイス)は、前回から1,280ポイント加算されて2つ上げ、3位へ浮上。約11カ月ぶりのトップ3返り咲きを果たした。
ウィンブルドンでフェデラーは圧倒的な強さを見せ、決勝では第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)を下し、自身の四大大会優勝記録を19勝に更新した。
昨年はウィンブルドン後、怪我で全大会を欠場した影響で一時は17位まで落ちた。しかし、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で7年ぶりの優勝。さらにマスターズ2大会連続でタイトル獲得、前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)や今大会で頂点に立ち、完全復活を遂げている。
その他のトップ10では
D・ティーム(オーストリア)、
錦織圭、
G・ディミトロフ(ブルガリア)が前回から1つ上げた。昨年に準優勝を飾ったラオニッチは840ポイント失い、2つ下げて9位へ後退した。
7月17日付の男子ATP世界ランキングは以下の通り。
※[]内は前回のランキングからの変動数、()内は前回のポイント
■1位[ - ]…
A・マレー(英国)7,750ポイント(9,390ポイント)
■2位[ - ]…
R・ナダル(スペイン)7,465ポイント(7,285ポイント)
■3位[ +2 ]…R・フェデラー
6,545ポイント(5,265ポイント)
■4位[ - ]…
N・ジョコビッチ(セルビア)6,325ポイント(6,055ポイント)
■5位[ - ]…
S・ワウリンカ(スイス)6,140ポイント(6,175ポイント)
■6位[ - ]…M・チリッチ
5,075ポイント(4,235ポイント)
■7位[ +1 ]…D・ティーム
4,030ポイント(3,895ポイント)
■8位[ +1 ]…錦織圭
3,740ポイント(3,830ポイント)
■9位[ -2 ]…
M・ラオニッチ(カナダ)3,310ポイント(4,150ポイント)
■10位[ +1 ]…G・ディミトロフ
3,160ポイント(3,070ポイント)


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