テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、男子シングルス3回戦が行われ、2年連続3度目のベスト16進出とはならなかった第9シードの
錦織圭は、試合後の会見で「ブレークポイントがあった中で、最後まで取りきれなかった。それがストレスのたまる戦いの原因になった。残念です」と落胆の表情でコメントした。
>>ウィンブルドン対戦表<<この日、第18シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)の鋭いストロークに対応出来ず、第1・第2セットを落とした錦織は第3セットを奪い、セットカウント1-2とした。
第4セットは第1ゲームでブレークをする好スタートを切ったが、その後は挽回を許し「どうにかして取りきれていれば、もう少しリラックスして戦えた」と振り返った。
錦織は11度のブレークチャンスを握ったが、ブレークに成功したのは2度だった。試合時間は3時間21分。
「フラットの低いボールを打ってくるので、攻めにくかった。芝でもアグレッシブにプレーしてきた。ディフェンスの場面が多かったので、攻めなきゃいけない場面でも難しかった」
4-6, 6-7 (3-7), 6-3, 3-6で敗れて16強を逃した錦織は、今年のウィンブルドンも初のベスト8の壁を超えることが出来なかった。
一方、2年ぶり2度目のベスト16進出を果たしたバウティスタ=アグは、4回戦で第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。
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