テニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は5日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク59位で19歳の
大坂なおみが第22シードの
B・ストリツォワ(チェコ共和国)を6-1, 0-6, 6-4のフルセットで破り、大会初の3回戦進出を果たした。
>>ウィンブルドン対戦表<<この日、大坂は強烈なストロークでストリツォワを圧倒し、第1セットを先取。しかし、第2セットでは1ゲームも取れずに落としてセットカウント1-1に。
流れがストリツォワに傾きつつあったが、ポイントを獲得する度に声をあげて自身を奮い立たせ、1度のブレークに成功して勝利を手にした。
3回戦では、第10シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)と
ワン・チャン(中国)の勝者と対戦する。
昨年のウィンブルドンを膝の故障で欠場したため、今回が初出場だった大坂は、1回戦で
S・ソリベス=トルモ(スペイン)をストレートで下して2回戦へ駒を進めていた。
昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初の本戦出場を果たし、当時18歳ながら3回戦進出の快進撃を見せた。
その後も、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で3回戦へ進出。
前哨戦のAEGON国際(イギリス/イーストボーン、芝、WTAプレミア)では、2回戦で元世界ランク1位の
C・ウォズニアッキ(デンマーク)にストレートで敗れていた。
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