テニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は3日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク59位で19歳の
大坂なおみが同100位の
S・ソリベス=トルモ(スペイン)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで下して大会初勝利をあげ、2回戦進出を果たした。
>>錦織2回戦 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この日、両者サービスキープで迎えた第5ゲーム途中で雨により一時中断。約40分後に試合が再開された。
大坂は第8ゲームでブレークに成功し、このセットを先取。続く第2セットではどちらも譲らずに接戦となるが、大坂がラリーを制して第11ゲームでブレークに成功。しかし、第12ゲームで3度のマッチポイントを握るも取りきれず、タイブレークへ突入する。
その後、再度集中力を高めた大坂がミニブレークに成功。リードを守り、勝利を手にした。
2回戦では、第22シードの
B・ストリツォワ(チェコ共和国)と
V・セペダ=ロイ(パラグアイ)の勝者と対戦する。
昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初の本戦出場を果たした大坂は、当時18歳ながら3回戦へ進出する快進撃を見せた。
その後も、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でも3回戦へ進出。ウィンブルドンは膝の故障で欠場し、今年が本戦初出場。
前哨戦のAEGON国際(イギリス/イーストボーン、芝、WTAプレミア)では、2回戦で元世界ランク1位の
C・ウォズニアッキ(デンマーク)にストレートで敗れた。
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