テニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク869位のA・ワード(英国)は同50位の
K・エドモンド(英国)に6-4, 3-6, 2-6, 1-6の逆転で敗れ、四大大会初勝利とはならなかった。
>>錦織vsスタコフスキ 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<27歳のワードは、今年のLTAウィンブルドン・ワイルドカード・プレーオフ決勝で敗退。しかし予選で欠場者が出たため、ワイルドカードを獲得して予選入り。この幸運から予選3試合を勝ち抜くと、見事本戦への切符を手にした。
この日は若手期待のエドモンドから第1セットを先取したが、2時間2分で敗れた。
これまでのグランドスラムでワードはウィンブルドンのみに出場。昨年は1回戦で
D・ゴファン(ベルギー)にストレートで敗れた。
昨年のウィンブルドンでは、当時世界ランク772位の
M・ウィリス(英国)が大きな話題となった。
ウィリスはLTAウィンブルドン・ワイルドカード・プレーオフで予選入り。予選では3試合に勝利、さらに本戦1回戦でR・べランキスを破って四大大会初勝利をあげた。その後はウィンブルドンで歴代最多タイの7勝を誇る
R・フェデラー(スイス)とセンターコートで対戦した。
今年、ウィリスは予選にワイルドカードで出場したが予選決勝で敗れ、惜しくも2年連続の本戦入りとはならなかった。
一方、ワードを下したエドモンドは2回戦で、第15シードの
G・モンフィス(フランス)と
D・ブランズ(ドイツ)の勝者と対戦する。
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