テニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は3日、男子シングルス1回戦が行われ、第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)を破る金星をあげた21歳の
D・メドヴェデフ(ロシア)は、試合後の会見で「一生忘れない勝利」とコメントした。
>>錦織vsスタコフスキ 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この日、四大大会で3度の優勝を誇るワウリンカに対し、世界ランク49位のメドヴェデフは10本のサービスエースと42本のウィナーを決め、6-4, 6-3, 4-6, 6-1のスコアで番狂わせを演じた。勝利の瞬間は大きな喜びは見せず、右手の拳を握り陣営に笑顔を見せていた。
「芝のシーズンは自信があり、自分のプレーは芝に合っている」
ワウリンカを下したことで四大大会初勝利をあげたメドヴェデフは18歳の時に地元ロシアを離れ、それからはフランスで練習を積んだ。現在はモナコに拠点を置いている。
今年好調のメドヴェデフは、1月のエアセル・チェンナイオープン(インド/チェンナイ、ハード、ATP250)でツアー初の決勝進出。前哨戦のAEGON国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)では準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に善戦し、ウィンブルドンへ弾みをつけていた。
2回戦では、予選勝者の
R・ベーメルマンス(ベルギー)と対戦する。ベーメルマンスは1回戦で
T・ハース(ドイツ)をセットカウント3-1で下しての勝ち上がり。
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