テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会初日の3日、男子シングルス1回戦が行われ、6年連続6度目の初戦突破を果たした第9シードの
錦織圭は、試合後の会見で「グランドスラム(四大大会)の1回戦(前日)とかは寝れないことが多い」と告白した。
>>錦織vsスタコフスキ 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<「1回戦の前は1番緊張感があります」と明かした世界ランク9位の錦織だったが、この日は世界ランク102位の
M・チェッキナート(イタリア)に6-2, 6-2, 6-0の快勝で危なげなく2回戦へ駒を進めた。試合時間は1時間12分。
自身のサービスゲームでは8本のサービスエースを叩き込み、ファーストサービスが入った時には82パーセントの高い確率でポイントを獲得。さらに35本のウィナーを放ち、1度もブレークを許さなかった。
トータルポイントではチェッキナートの40に対し、83と圧倒した錦織は「試合に入ったら相手(チェッキナート)がそんなに良くなかったので、すぐ緊張はとれました」と前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)2回戦で途中棄権した際の不安を振り払った。
「内容が良かったので緊張感がそれほどなかったという点では、いいプレーが出て当たり前のところはある」
2回戦では、過去2連敗を喫している世界ランク122位の
S・スタコフスキ(ウクライナ)と対戦する。スタコフスキは1回戦で
J・ベネトー(フランス)を下しての勝ち上がり。
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