テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会初日の3日、男子シングルス1回戦が行われ、2連覇と3度目の優勝を狙う第1シードの
A・マレー(英国)が世界ランク135位のA・バブリク(カザフスタン)を6-1, 6-4, 6-2のストレートで下し、危なげなく初戦突破を果たした。
>>錦織vsスタコフスキ 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<前日の会見でバブリクについて「予測不能なショットを打ったり、チャンスを逃さない選手」と警戒していたマレーは雨による中断を挟む中、1時間44分で勝利した。
2回戦では、
D・ブラウン(ドイツ)と対戦する。ブラウンは1回戦で
J・ソウサ(ポルトガル)を逆転で破っての勝ち上がり。
上位シード勢が順当に勝ち進むと、王者マレーは3回戦で第28シードの
F・フォニーニ(イタリア)、4回戦で第14シードの
L・プイユ(フランス)、準々決勝では第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する厳しい組み合わせに入っている。
今年は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4回戦敗退。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ではベスト4へ進出した。
しかし、前哨戦のAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)で初戦敗退。ウィンブルドン前に最終調整を行うためエキシビションにも出場予定だったが、怪我によりキャンセルしていた。
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