男子テニスのアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)は28日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク66位の
杉田祐一が元世界ランク3位で第4シードの
D・フェレール(スペイン)との死闘を6-3, 3-6, 7-6 (7-2)のフルセットで制し、今季2度目のツアーベスト8進出を果たした。
>>ウィンブルドン賞金一覧<<>>ウィンブルドン歴代優勝者<<この日、杉田は第6ゲームでフェレールのサービスゲームを破り、第1セットを先取。第2セットは1ブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれたが、ファイナルセットは第4ゲームでフェレールからミスを誘い出してブレークに成功。
その後、第10ゲームではフェレールに2本のマッチポイントをしのがれるも、タイブレークを制して勝利した。
準々決勝では、ラッキールーザーのD・アルトマイヤー(ドイツ)と対戦する。
28歳の杉田は今シーズン好調で、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)でATP500初の8強進出。その後、下部大会のAEGON・サービトン・トロフィー(イギリス/サービトン、芝、ATPチャレンジャー)で芝の大会で初優勝。ゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)ではラッキールーザーで本戦入りし、
R・フェデラー(スイス)と対戦した。
一方、敗れたフェレールはこれまでツアー26大会で優勝しているが今年は不調で、現在の世界ランキングを39位まで下げている。
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