男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は22日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
M・チリッチ(クロアチア)が予選勝者で19歳の
S・コズロフ(アメリカ)を6-0, 6-4のストレートで下し、2年連続のベスト4進出を果たした。
>>ゲリー・ウェバーOP対戦表<<この日、6本のサービスエースを放ったチリッチは、コズロフに1度もブレークポイントを与えず1時間5分で勝利を手にした。
準々決勝では、世界ランク55位の
D・ヤング(アメリカ)と対戦する。ヤングは2回戦で同39位の
V・トロイキ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がり。
27歳のチリッチは、AEGON選手権に今年で11度目の出場。2012年に大会初優勝、2013年は準優勝を飾った。
今季は、TEB BNPパリバ・イスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、レッド クレー、ATP250)で初のタイトルを獲得。芝初戦のリコー・オープン(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝、ATP250)ではベスト4進出を果たして今大会に臨んでいる。
また、今大会は第1シードの
A・マレー(英国)、第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第3シードの
M・ラオニッチ(カナダ)の上位3シードが1回戦、第5シードの
JW・ツォンガ(フランス)が2回戦で姿を消す波乱に見舞われた。
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