テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6日、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク47位で19歳の
J・オスタペンコ(ラトビア)が元世界ランク1位で第11シードの
C・ウォズニアッキ(デンマーク)を4-6, 6-2, 6-2の逆転で破り、ノーシードで四大大会初のベスト4進出を果たした。
>>錦織vsマレー 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<「最高の気分。グランドスラムでのベスト4だから。ここにいることにただハッピーな気持ち」と喜びを語った19歳のオスタペンコ。
この日、第1セットを落としたオスタペンコだったが、「徐々に自分のプレーが出来るようになった」と試合後の会見で話したように、第2セット以降はペースを掴んでウォズニアッキを圧倒。ファイナルセットでは、1度もブレークチャンスを与えない試合を展開し、1時間53分で勝利を手にした。
準決勝では、第30シードの
T・バシンスキー(スイス)と対戦する。両者は今回が初の対戦。
バシンスキーについて「とても良い友達。去年中国で一緒に組んでダブルスを戦った。それから良く知るようになった。同じ誕生日で、それが準決勝の日。試合を楽しみにしている」とオスタペンコ。
準決勝が行われる6月8日が誕生日の両者。オスタペンコは20歳、バシンスキーは28歳になる。
最後に、オスタペンコは「彼女のプレーは自分とはとても違う。色んなことをしてくる。とても攻撃的で、リズムやペースも変えてくる。ただ、自分も攻撃的なプレーを続けて、自分のテニスをするだけ」と、準決勝へ意気込んだ。
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