テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は1日、男子シングルス2回戦が行われ、第1シードの
A・マレー(英国)は世界ランク50位の
M・クリザン(スロバキア)に苦戦を強いられるも6-7 (3-7), 6-2, 6-2, 7-6 (7-3)の逆転で勝利し、4年連続9度目の3回戦進出を果たした。
>>錦織vsチャン 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<クレーコートでは初対戦となったこの試合、タイブレークの末に第1セットを落としたマレーだったが、続く第2セット以降はペースを掴んで2セットを連取。
第4セットでは、第1ゲームから3ゲーム連取を許す厳しい展開となるが、挽回してタイブレークへ突入。リードを守り、最後はクリザンの強打を反応良くボレーで決め、3時間35分におよんだ接戦に終止符を打った。
3回戦では、第29シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。
30歳のマレーは、昨年の全仏オープンで大会初の決勝進出を果たすも、
N・ジョコビッチ(セルビア)に逆転を許して準優勝に終わった。
グランドスラムでは、2012年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初のタイトルを獲得。その後、2013・2016年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で優勝を飾っている。
未だタイトル獲得に至っていないのは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全仏オープンの2大会。今年の全豪オープンでは、4回戦で
M・ズベレフ(ドイツ)に敗れる波乱に見舞われた。
今シーズンは、開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)で準優勝、2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)で優勝を果たすも、その後は早期敗退が相次ぐ厳しい戦いが続いている。
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