テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は31日、女子ダブルス1回戦が行われ、
日比野菜緒/
A・ロソルスカ(ポーランド)組が
J・ヤンコビッチ(セルビア)/
C・バンデウェイ(アメリカ)組を0-6, 7-6 (7-3), 7-6 (12-10)の逆転で下し、2回戦進出を果たした。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>全仏OP女子対戦表<<この日、1ゲームも取れずに第1セットを落とした日比野/ ロソルスカ組は、続く第2セットの第10ゲームでヤンコビッチ/ バンデウェイ組に2度のマッチポイントを与えるも、全てしのいでタイブレークへ。先にリードした日比野/ ロソルスカ組がこのセットを取り、セットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセットでは、両組1度のブレークからまたもタイブレークへ突入。ヤンコビッチ/ バンデウェイ組に先にミニブレークを許したが、その後挽回し、最後は4度目のマッチポイントを取りきって勝利を手にした。試合時間は2時間19分。
2回戦では、第17シードのD・ユーラック(クロアチア)/
An・ロディオノワ(オーストラリア)組と対戦する。
日比野/ ロソルスカ組は、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)にも出場し2回戦へ進出。
4月のアビエルトGNP保険オープン(メキシコ/モンテレイ、ハード、WTAインターナショナル)では、ダブルスでのツアー初優勝を果たしていた。
また、日比野は今大会のシングルスにも出場していたが、1回戦で第28シードの
C・ガルシア(フランス)にストレートで敗れてグランドスラム初勝利とはならなかった。
今大会には、第18シードの
穂積絵莉/
加藤未唯組、
奈良くるみ/
尾崎里紗組、
土居美咲/
チュアン・チャーユン(台湾)組、
大坂なおみ/
M・プイグ(プエルトリコ)組、
青山修子/ ヤン・ショウセン組が出場。穂積/ 加藤組は同日の1回戦で
A・ムハンマド(アメリカ)/
T・タウンセンド(アメリカ)組をストレートで下して2回戦進出を果たした。
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