テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は31日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク90位の
奈良くるみは第10シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)に3-6, 1-6のストレートで敗れ、大会初の3回戦進出とはならなかった。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>全仏OP女子対戦表<<両者4度目の対戦となったこの試合、第4ゲームで先にブレークに成功した奈良だったが、その後ヴィーナスに5ゲームを連取され、第1セットを落とす。
その後は、勢いに乗った元世界ランク1位のヴィーナスを止めることが出来ず、2回戦敗退となった。
25歳の奈良は今大会、1回戦で15歳のA・アニシモバ(アメリカ)に3-6, 7-5, 6-4の逆転で勝利し、4年連続の初戦突破を果たしていた。
四大大会では、2013年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)と2014年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)での3回戦進出が最高成績。
今年1月の全豪オープンでは本戦へストレートインとなるも、1回戦で
S・ボーゲル(スイス)に逆転負けを喫していた。
一方、勝利したヴィーナスは3回戦で
E・メルテンス(ベルギー)と
R・ホーヘンカンプ(オランダ)の勝者と対戦する。全仏オープンでは2002年に準優勝を飾っているが、未だにタイトル獲得には至っていない。
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